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センコー/上海の新拠点でアパレル物流を展開

2016年12月27日/物流施設

センコーは12月27日、中国の上海紡織集団の子会社「上海紡織物流」と、12月22日に業務提携契約を締結したと発表した。

中国国内を中心とした物流のサプライ・チェーン構築や人材育成など、広範囲なパートナー関係を築くためで、センコーの子会社「上海扇拡」と契約した。

センコーは提携により、上海紡織集団が取り扱うアパレル製品、自動車用シート等の物流ネットワークを構築し、中国でのさらなる事業展開を図る。

具体的な取組みとして、上海紡織物流が上海市青浦区に建設する物流センターを上海扇拡が賃借し、2018年1月から業務を行う予定。

新センターは、常温に加え、冷凍・冷蔵エリアも設置した三温度帯とし、センコー、ランテック、シノトランスエアの3社合弁による冷凍・冷蔵物流ネットワークの拠点としても使用する。

上海紡織集団は、中国最大手の総合繊維企業で、コア事業のアパレル製品、自動車用シート、生活用品等のライフスタイル関連商品の製造・販売を行っており、中国国内に約6000店舗を展開している。

同社は中国国内の販売拡大、アセアン諸国等からの原材料の調達強化、輸出入取引の拡大などの方針を打ち出し、海外事業の強化も図っており、さらなる物流基盤の整備・拡大を必要としていた。

<両国旗を持つ田中専務(センコー)、左が横田董事長(上海扇拡)、田中専務の右から沈 耀慶副総裁(上海紡織集団)、黄 杰執行総経理(上海紡織集団)、戚 孟術総経理(上海紡織物流)>
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■新センター概要
所在地:上海市青浦区重固鎮
建物構造:鉄筋コンクリート造2階建て
敷地面積:約50,000m2
延床面積:約22,000m2(内、約4000m2は冷凍冷蔵エリア)

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