日立物流は12月26日、茨城県かすみがうら市で建設中だった「土浦2期物流センター」を12月23日に竣工し、2017年1月下旬から稼働すると発表した。
土浦物流センター(1期)は、1995年に開設し、メディカル関連や建設機械等の保管・配送拠点として運営しているが、メディカル関連の顧客の事業拡大に伴って、新たにGood Distribution Practice(GDP)に対応した物流センター(2期)を開設するもの。
センターは、全館空調設備(一部保冷庫)による温度管理、セキュリティー管理、ドックシェルター設置等、GDPに対応した仕様であるとともに、自家発電設備を設置するなどBCPの観点でも対応している。
次世代センター構想の実現に向けたさまざまなスマートロジスティクスの新技術の実装により、省人化・省力化・見える化を実現していくとしている。
■物流センターの概要
名称:土浦2期物流センター
所在地:茨城県かすみがうら市下稲吉2644-1
アクセス:常磐自動車道:千代田石岡ICより約5km、土浦北ICより約5km
建屋仕様:地上2階建 鉄骨造
敷地面積(既存棟+新棟合計):約2万5500m2
延床面積(新棟のみ):約1万1200m2
主要設備:空調設備、保冷庫、危険物倉庫、垂直搬送機1基、貨物用EV1基、セキュリティー管理(静脈認証他)、発電機、ドックシェルター6か所、ペストコントロール導入ツール(一部)、小型・低床式無人搬送車「Racrew」、無人搬送車、スマート物流コックピット関連ツール他
稼働予定時期:2017年1月下旬 (2017年4月から本格稼動予定)