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ヨコレイ/京浜島に2.1万トン収容能力の物流センター

2016年12月13日/物流施設

横浜冷凍は12月13日、東京都大田区京浜島に「京浜島物流センター(仮称)」を新設すると発表した。

<完成予想図>
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竣工は2018年2月を予定している。

センターは、自然冷媒(NH3、CO2)を用いた貨物に優しい自然対流冷却である「Sittory冷却方式(ノンドライ・ストレイジシステム)」を、石狩第二物流センターに続く2例目として採用。さらに、C級にはCO2のみで冷却をおこなう三菱重工サーマルシステムズの「HCCV1001」1号機を導入する。

屋上に太陽光発電(約436kW)システムを設置、庫内入出庫作業を省人化する「カーゴナビゲーションシステム」も取り入れ、「人」に「もの」に「地球」に優しい冷蔵倉庫としている。

<吉川俊雄会長>
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吉川俊雄会長は「8月に十勝第3物流センターを開設するなどこれまで地方展開が目立っていたが、ようやく念願だった東京での冷蔵倉庫に着手することになった。航空法の関係で3階建て収容能力2万1000トンのセンター建設となったが、ここには最先端の技術を投入し環境面では自然冷媒を用いた貨物に優しい冷却方式を導入した。顧客は大手ベンダーや輸出入品など一般のユーザーが中心になると思う。建設中の幸手物流センター(仮称)を含め、湾岸地区・圏央地区で首都圏の定温物流ニーズをカバーできる」と話した。

■京浜島物流センター(仮称)の概要
名称:京浜島物流センター(仮称)
所在地:東京都大田区京浜島1-2-9
構造・規模:鉄筋コンクリート造3階建て
敷地面積:約1万1000m2
延床面積:約1万7000m2
収容能力:約2万1100トン
(F級約2万500 トン、C級約600トン)
主な設備
 Sittory 冷却方式(F級)
  HCCV1001(C級)
太陽光発電システム(約436kW)
カーゴナビゲーションシステム
フードディフェンス

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