三菱ふそうトラック・バス(MHTBC)は12月8日、フィリピン市場で、大型トラック「FJ」と中型トラック「FI」の新型車両発売を発表した。
<MMPC社長兼CEO加藤芳明氏(左)とDMC社長George Blaylock氏(右)>
FUSOブランドの新型車両は、メトロ・マニラ内のケソンに新設した販売サービス拠点の開所式で披露した。
同拠点はフィリピンでFUSOブランドを取り扱うディーラーDiamond Motor Corporation(DMC)が運営する拠点のひとつで、フィリピン初のFUSOブランド専売店となる。
同社は今後数年間に、こうした専売ディーラーを7拠点まで増やす予定だ。
新型車両は、9月24日に開催された第6回フィリピン国際モーターショーで先行展示した。
フィリピンでは、ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)がFUSOブランドの輸入・卸売りを行っており、主に小型トラック「キャンター」を48のディーラーに卸売りしている。2015年の販売実績は約1500台。