UDトラックスは12月1日、国土交通省にクオンのリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置(ブレーキチャンパー)。
大型トラックの後輪制動装置で、ブレーキチャンバーの強度が不足しているため、高速道路での路側帯との区分線(バイブラライン)上を時速80㎞/hで走行した際の振動周波数によってブレーキチャンバーに亀裂が生じることがある。
そのままの状態で使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、このチャンバーが分離するおそれがある。
全車両、後輪のブレーキチャンバーを確認し、未対策品が装着されている場合には、ブレーキチャンバーアッセンブリを対策品と交換する。
リコール対象車の台数は計1万6340台。不具合の件数は38件、事故は0件。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001154121.pdf