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サンリツ/設備投資、3年で10億円

2016年11月30日/SCM・経営

サンリツは11月30日、2018年3月期を初年度とする中期経営計画(2018年3月期~2020年3月期)を発表した。

業績目標では、2020年3月期の売上高を165億円(2016年3月期実績156億4700万円)、営業利益9億5000万円(7億6900万円)、経常利益8億6000万円(6億2700万円)としている。

経営ビジョンを「オペレーションからソリューションへ」とし、業績目標以外は、その事業戦略、事業運営の基盤強化、投資と配当方針、について計画を策定している。

事業戦略では、国内物流事業で、精密機械/医療機器に関して、ノンアセット型新拠点を開設、「立地」×「ソリューション営業」×「庫内オペレーションの高度化」で他社と差別化を図る。

工作機械では、現キャパシティーで既存顧客の取引深耕により収益を維持する。

海外物流事業では、顧客に合わせたカスタムメイドの国際輸送ネットワーク構築と、サンリツの梱包技術で事業拡大を挙げている。

事業運営の基盤強化では、組織に関して、統括部門の設置を図る。取扱製品群別の統括部門を設置。各事業ごとのシナジーを活かし、顧客を開拓する。

ソリューション営業に特化した統括部門を設置。組織を横断し、効果的かつ効率的に新規顧客に積極アプローチするとしている。

人材面では、注力領域への人材重点配置、経営幹部人材の育成を図るとしている。

投資と配当方針では、設備投資を3年総額10億円とし、国内での新拠点1億円、省力化を目的としたIT投資6億円、全体では、更新投資3億円としている。配当方針では、配当性向30%を維持する。

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