凸版印刷/出版生産拠点を集約・効率化、川口工場に100億円投資

2016年11月28日 

凸版印刷は11月28日、出版印刷分野の総合生産拠点である川口工場に約100億円を投資し、新棟を建設するとともに、同工場内の印刷・製本設備を集約した最新の統合生産ラインを導入し、12月から稼働を開始すると発表した。

<新棟の外観>
新棟の外観

新棟の外観

同社では、大きく変化する出版市場環境に迅速に対応するため、点在していた印刷、製本設備を集約・更新し、川口工場を出版印刷分野の総合製造拠点として再構築した。

最新設備の導入により、雑誌、書籍、コミックス、すべての出版物の一貫生産体制を強化するとともに、さらなる生産の効率化、短納期対応、小ロット多品種対応を実現した。

エネルギー利用状況、生産状況の見える化や、人・モノ・作業の管理強化によるセキュリティ性を向上させる。

川口工場は出版印刷を中心とする工場としてオフセット・グラビア・活版の版式に全て対応し、大ロット雑誌、および小ロット雑誌・書籍・文庫・コミックスなど幅広い出版物の印刷・製本一貫製造ラインを備えている。

今回の新棟の完成により、オフセット印刷の出版物は同一棟内だけで生産できるようになり、これまで以上の効率化・短納期対応を実現する。

また、新たな設備として最新鋭の高速オフセット輪転印刷機を導入した。凸版印刷が培ってきたノウハウも活かし、高効率での生産が可能。

雑誌だけでなく、書籍・文庫・コミックスなどさまざまな出版物に対応するため、既設の両面枚葉機も活用し、小ロット・大ロットに関わらず効率的な生産体制を構築する。

さらに、新棟内には既設の無線綴じ製本機に加え、中綴じ製本機・各種加工機を導入。さらに棟内には文庫専用の無線綴じ製本機も設置し、多種多様なニーズに的確に対応する生産体制を構築する。

製本工程には落乱丁防止などのため多数の検査機を導入し、万全な製品づくりを実現する。

■川口工場の概要
所在地:埼玉県川口市弥平4-3-1
敷地面積:12万5747m2
主な生産品目:雑誌、書籍

■今回の新棟(8棟2期)の概要
竣工:2016年10月31日
建築面積:8896m2
延床面積:1万7722m2
投資額:約100億円

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