商船三井は11月24日、2009年に発表した「船舶維新プロジェクト」に次ぐ新たな技術開発プロジェクトとして、「船舶維新NEXT ~MOL SMART SHIP プロジェクト~」を発足したと発表した。
プロジェクトでは、商船三井の技術開発方針を、顧客を始めとするステークホルダーと共有することで、多様化するニーズと最新技術を広く収集する。
それらを結び付けた技術開発を進めることで、“安全運航”・“環境負荷低減”技術を深化させ、営業力の強化および企業価値の向上につなげる。
コンセプトは「高度安全運航支援技術」と「環境負荷低減技術」の2つ。
このコンセプトの下、今後の新造船に「高度安全運航支援技術」と「環境負荷低減技術」の各分野の技術を1件ずつ搭載し、竣工後、1年ごとに実運航での効果検証を行い、その結果を随時公表する予定。
このプロジェクトではICTも積極的に採用した技術開発を進める。