NTNは10月24日、超小型パーツを従来品2倍の速さとなる1分間1万2000個整列搬送できる部品供給装置「超小型パーツ用高速直進フィーダ搭載SMDフィーダ」を開発したと発表した。
超小型パーツ用高速直進フィーダ搭載SMDフィーダは、搬送振動の反動を軽減する新たな振動体構造により、安定した高周波振動を発生させ、これまで困難とされていた超小型パーツの高速整列搬送を可能にした。
1台の直進フィーダで部品を「送り」と「戻し」の2方向に安定搬送させることが可能なNTNの独自機構であるモノドライブ2ウェイフィーダ(MD2フィーダ)技術を採用し、性能を向上させながらも設置面積はこれまでと同等で省スペース化にも貢献している。
NTNは、開発品を2017年4月より販売開始し、SMDなど超小型パーツ搭載装置の生産性向上に貢献していく。