山崎製パンは11月16日、神戸市西区の西神工業団地に「神戸工場」を新設すると発表した。
＜外観イメージ＞
関西地区の食パン、菓子パンの供給能力の向上を図るとともに、最新ラインで製造するフレッシュで高品質な製品を市場に提供する。
2018年3月稼働予定で、投資額は約200億円。
神戸工場の生産品目は、「ロイヤルブレッド」などの食パン、「ランチパック」、「薄皮つぶあんぱん」、「ミニクロワッサン」、「スナックスティック」などの菓子パン類やドーナツなどで、今後、関西地区で需要拡大が見込まれるアイテムを集中生産する。
新ラインに導入する製パン機械設備は、これまでに独自に開発した技術や、全国各地の工場で改善改良を施してきたノウハウを集積したもので、品質の安定向上を期するとともに、省人、省力、省エネを追求した高効率なラインの実現を目指す。
関西に新たな生産拠点を設置することにより、関西以西の食パン、菓子パンの供給体制を整え、品質の向上、アイテムの充実にも力を入れるとともに、将来にわたる効率的な生産体制、物流体制を構築し、関西地区の基幹工場を目指す。
■新工場の概要
名称：山崎製パン 神戸工場
所在地：兵庫県神戸市西区高塚台6-19-1
敷地面積：5万5984m2
建築面積：1万4744m2
延床面積：2万5384m2
稼働日：2018年3月予定（2017年1月着工予定）
生産能力：食パン17万斤／日、菓子パン類50万個／日
従業員数：約330人
