ヤマトグループは、訪日外国人旅行者に11月中旬から新たな取り組みを始める。
便利で快適に日本を楽しんでもらうために、「Let ’s Enjoy Hands-Free Japan さあ、日本を“手ぶら”で楽しもう!」というスローガンのもと新たな旅のスタイルを提案している。
<宅急便の輸送時にスーツケースにかけるカバー(右)を、相撲や赤富士など海外の人の趣向に合わせデザイン(左)>
日本の浮世絵をデザインした包装資材を販売する。日本の伝統文化である浮世絵などをあしらった包装資材を、成田空港・中部国際空港にて11月中旬より順次販売を開始する。
使い終わったら、日本のお土産として持ち帰っていただくだけではなく、自国の旅行に活用したり、家族や友人へ、日本で体験した「手ぶらサービス」を紹介するきっかけを提供する。
英・中・韓3か国語対応のタブレット端末を配備する。空港や駅の手荷物預かり所や観光案内所では、英・中・韓対応の通訳アプリを備えたタブレットの配置を推進している。
通訳オペレーターが、テレビ電話形式で外国人旅行者とヤマト運輸の荷受けスタッフの間に入って通訳をすることで、多言語によるサービス説明や観光案内を行っている。
2016年7月より順次導入を開始し、現在は空港や駅、観光地を中心に全国43か所で活用している。