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鴻池運輸/4~9月期の売上高3.2%増、営業利益9.8%増

2016年11月11日/決算

鴻池運輸が11月11日に発表した2017年3月期第2四半期の業績は、売上高1301億1600万円(前年同期比3.2%増)、営業利益62億9600万円(9.8%増)、経常利益64億800万円(10.9%増)、当期利益42億4800万円(26.0%増)となった。

国内物流事業は、配送センターの移転に伴う受託エリア拡張により、オフィス用品取扱業務が増加したことに加え、北海道エリアでの洋菓子取扱量が伸長した他、コンビニエンスストア向け商品取扱業務が好調に推移した。

しかし、国内個人消費の低迷により、アパレル品取扱業務が減少したことや、一部不採算業務からの撤退等により、売上高はほぼ前年並みの245億7400万円(0.4%増)、営業利益は、新配送センターの立上げ費用発生等により、9億6500万円(3.9%減)となった。

国際物流事業は、新規開設拠点における設備輸送業務の増加や、アメリカ向け自動車関連部材の輸出業務の好調維持、タイ子会社での冷菓取扱業務の伸長があった。

日中間の海上運賃の高止まりによるコンテナ貨物取扱量の減少に加え、生活家電輸入業務が低調に推移したことや、円高の進行による在外子会社の売上高の減少により、売上高は162億1700万円(3.7%減)となった。

営業利益は、昨年発生していた米国西海岸の港湾労働者ストライキ問題への対応コストが解消したこと等により、7億5700万円(14.8%増)となった。

通期は、売上高2660億円(5.3%増)、営業利益110億円(7.2%増)、経常利益111億円(3.6%増)、当期利益68億円(6.1%増)を見込んでいる。

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