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東京のロジスティクス市場/賃料は4四半期ぶりに上昇

2016年11月10日/生産

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ジョーンズラングラサール(JLL)は11月10日、日本のロジスティクス市場の市況、需給や空室状況、賃料・価格動向及び12か月予測をまとめた調査レポート「ジャパン プロパティ ダイジェスト(JPPD)2016年第3四半期」を発表した。

東京のロジスティクス(物流)市場では、賃料は4四半期ぶりに上昇。月額坪当たり4139円(共益費込)、前期比0.3%上昇、前年比1.4%下落となった。当四半期は東京ベイエリアが上昇を牽引し、4四半期ぶりに上昇に転じた。東京内陸エリアの賃料は引き続き下落した。

空室率は2四半期ぶりに上昇。空室率は8.0%、前期比0.6ポイント上昇、前年比5.2ポイントの上昇となった。東京ベイエリアの空室率が前期比1.4 ポイント上昇、東京内陸エリアが同0.4 ポイント上昇し、概ね新規供給の空室を反映した。

価格は3四半期ぶりに上昇。前期比2.3%上昇、前年比0.9%上昇となり、賃料上昇と投資利回りの低下を反映して3四半期ぶりにプラスに転じた。

投資利回りは、東京ベイエリア・東京内陸エリアともに前期比で低下し、ともに記録的低水準を更新した。

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