日野自動車は10月28日、国土交通省にプロフィアのリコールを届け出た。
不具合の部分は制動装置(エキスパンダ)。
大型中型トラック・バスのブレーキにおいて、エキスパンダのウェッジの熱処理が不適切なため、硬度が不足しているものがある。
制動を繰り返すことでウェッジが摩耗し制動力が変化し、最悪の場合、ウェッジが損傷し、車輪の制動ができなくなるおそれがある。
全車両、当該エキスパンダの製造番号を点検し、対象のものは良品と交換する。
リコール対象車の台数は計351台。不具合の件数は1件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001150568.pdf