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山九/4~9月の売上高6.7%増、営業利益28.4%増

2016年10月27日/決算

山九が10月27日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、売上高2544億500万円(前年同期比6.7%増)、営業利益135億9700万円(28.4%増)、経常利益132億4300万円(39.1%増)、当期利益88億5900万円(55.6%増)となった。

物流事業の売上高は1274億900万円(0.2%減)、営業利益は34億1400万円(12.0%増)と減収増益となった。売上高に占める物流事業の割合は50.1%。

国際物流では、国内における輸出素材・高機能品等の一部取扱い増加はあったものの、国内外とも汎用品と設備・機材取扱いが総じて減少し、加えて構内物流事業では国内メーカーの生産効率化施策に伴う作業量の減少影響もあり、事業全体で減収となった。

利益面では港湾物流事業のコンテナ取扱量が第1四半期に引続き好調に推移し、梱包作業の増加と港頭倉庫作業の収益改善等が寄与した。

3PL事業では国内の消費財を中心に取扱量が堅調に推移し、第2四半期より開始した小口配送業務収益や前期開設した物流センター期間差収益に加え、中国国内での内陸輸送作業量の増加等により、事業全体では増益となった。

通期は、売上高4940億円(0.9%増)、営業利益245億円(0.8%増)、経常利益243億円(17.4%増)、当期利益162億円(25.5%増)を見込んでいる。

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