阪急阪神ホールディングスが10月27日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、国際輸送事業の売上高は349億7800万円(前年同期比12.6%減)、営業利益は5億6800万円(20.3%減)だった。
国際輸送事業は、海外法人において、東アジア・アセアンは海上輸出を中心に堅調に推移したが、米州・欧州は航空輸送が振るわず低調に推移した。
日本法人においても、物流需要の落込みにより航空輸送が伸び悩んだ。
日系企業の進出が著しく、メキシコの自動車産業の中心として発展が期待されるメキシコ中央高原に営業所を開設した。
また、今後の成長が見込まれるアセアン地域でさらなる事業拡大を図るため、シンガポールにおいて物流倉庫の建設を引き続き推進した。