日通総合研究所は10月26日、倉庫作業分析ツール「ろじたん」に、Webブラウザ上でグラフを表示できるダッシュボード機能を標準搭載した。
ろじたんダッシュボードは、取得した作業時間データの対象期間を設定するだけで、「作業時間分析」「生産性・物量散布図」「生産性・物量推移」の3つの項目のグラフを生成することができる。
グラフからは、項目別作業時間の傾向、生産性や物量の傾向を感覚的に把握でき、さらに2つの対象期間を設定することで、2つのグラフが重ねて表示され、見やすい形で改善前後の実績確認ができる。このサービスは、11月7日よりサービス開始予定。
「ろじたん」は、簡単に倉庫内作業の時間分析ができるツール。これまでも、グラフやタイムチャートの生成はできたが、そのためには提供する分析ツールや集計ツール(Excel ファイル)を介することを必要としていた。
新たに標準搭載したダッシュボード機能では、ろじたんWeb に取り込んだ作業時間データの対象期間を設定するだけで、「作業時間分析」「生産性・物量散布図」「生産性・物量推移」の3つのタイプのグラフを、Webブラウザ上で短時間に生成することができる。
生成されたグラフは、マウスオーバーすると詳細作業項目や時間構成パーセンテージが表示されたり、作業状況が気になった日付をクリックすると、その日の「作業時間分析」グラフが表示されたりする仕組みとなっており、直感的に操作することができる。
改善前後の2つの期間を設定すると、それぞれの期間のグラフが重なって表示され、改善状況がひと目でわかるようになった。