商船三井は10月15日、全運航船を対象に「安全キャンペーン」を開始する。
社長以下、役員・従業員が国内外で集中的に訪船し、現場の安全を司る乗組員と事故防止に関しての情報・意見交換を実施する。
ャンペーンから得られた情報・提案などを、同社内と同社運航船間で共有し、安全運航体制の更なる強化に有効に活用するとしている。
実施期間は10月15日から2017年3月31日。
主要テーマとして、「過信」や「慣れによる不注意」が事故の要因となっていることに焦点を当て、「基本に立ち戻ること」の重要性について、具体的な事例を用いて紹介する。
先のキャンペーンで乗組員から得た「過信」や「慣れによる不注意」に関連する事例も紹介し、その防止策やどのような状況において「過信」や「慣れによる不注意」に陥るのかについて、ディスカッションする。
対象船舶は、同社運航船(ドライバルク船、油送船、LNG船、自動車船、コンテナ船)グループ会社運航船(フェリー、客船など)。