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三菱商事/インドでエレベーター新工場を稼働開始

2016年10月13日/生産

三菱商事は10月13日、三菱電機とともにインド市場向けエレベーターの現地生産を開始したと発表した。

<新工場>
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9月15日付でインドでの合弁会社Mitsubishi Elevator India Private Limited(IMEC)の新工場を稼働していた。

新工場では中低層建物向けエレベーター「NEXIEZ-LITE(ネクシーズ ライト)」を中心に生産する。

新工場敷地内には、現地調達部品や完成品の検証・評価を実施するエレベーター試験塔(高さ約41m)や工事・保守人材の育成強化の為のフィールド研修センターも併設しており、製品とサービスの品質をより向上していく。

なお、インドの昇降機市場は、年間新設需要が約4万8000台(2015年)と中国に次ぐ世界第2位の市場で、急速な経済成長に伴い今後も継続的な需要の伸びが予測される。

三菱商事は、インドにおいて1995年に現地代理店の販売サポートを通じた昇降機事業を開始、2012年8月には三菱電機との合弁会社IMECを設立し、販売・工事・保守体制の強化を進めてきた。

現地生産を開始する事で、価格・納期面での一層の競争力向上が実現されると共に、販売・製造・工事・保守の一気通貫体制の確立により、市場ニーズをより反映した製品・サービスの提供が可能となる。

■工場概要
所在地:インド共和国 カルナタカ州 ベンガルール(バンガロール)
敷地面積:8万9000m2
総建築面積:2万5400m2
用途:エレベーター機器の製造
稼働時期:2016年9月
生産能力:年間5000台
投資額:18億3300万インドルピー(約34.5億円)
人員:約100名
付属施設:エレベーター試験塔(高さ約41m)、フィールド研修センター

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