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井本商運/創業43年で累計輸送量700万TEUを達成

2016年10月07日/SCM・経営

井本商運は10月7日、1973年に創業して以来、43年を経た2016年10月3日で、累計輸送量700万TEUを達成したと発表した。

<7300G/T型540TEU積の球状船首船「なとり」>
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1973年6月に資本金100万円で神戸に創業し、神戸~門司間で外洋タグボ-トとバージを使った不定期のコンテナフィーダー輸送を始めた。初年度の輸送量は480TEUだった。

西日本を主な海域として、499G/T型船を主に使って取扱いを順調に増やし続け、1988年以降は年間10万TEU以上を輸送出来る規模に成長した。

1991年に累計100万TEUを達成するまで、創業から18年かかったが、2001年に井本隆之社長が就任してからは、749G/Tなどの大型化を進め、2003年には年間20万TEU超、2008年には年間30万TEU超を輸送するまでになった。

近年は国内貨物(動脈・静脈)を取り込むことで、2014年度の600万TEU達成からわずか2年で、累計輸送量700万TEUを達成した。

また、2013年11月に2400G/T型400TEU積のコンテナ専用船「さがみ」、2015年12月に7300G/T型540TEU積の球状船首船「なとり」、更には2016年8月に2400G/T型400TEU積のコンテナ専用船「さくら」を投入するなど、一層の大型化を進め、国際コンテナ戦略港湾政策に沿ってコンテナ単位あたりのコスト引き下げによる輸送力強化を目指した。

フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)の共同幹線輸送を可能にすることで、我が国流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルート化に寄与していくとしている。

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