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シチズン時計/夕張市に新工場棟完成

2016年10月05日/生産

シチズン時計マニュファクチャリングの子会社のシチズン夕張は10月5日、北海道夕張市で建設を進めていた新工場棟が9月末に完成し、10月上旬から順次生産機械の稼動を開始すると発表した。

<完成したシチズン夕張の新工場棟>
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新工場棟建設により、手狭であった製造部品の洗浄・メッキ作業スペースを従来比で3倍に拡大し、作業効率と安全性、今後の受注増加に対応できる体制を整えた。

工場全体の工程配置を見直し、これまで外部に委託していた部品の製造工程を内製化することで、手番が短縮され効率的な一貫生産を実現し、工場全体の生産能力が拡大し、約7名の雇用増加を計画している。

製造工程で使用した水の排水処理設備を更新することで、環境対策を強化した。

新工場棟建設から、これまで培ってきた技術やノウハウを活かして、一層の品質・生産性向上に努めていく。

シチズン夕張は1984年に設立し、時計内部の主要部品である歯車など輪列部品の生産拠点として、シチズン時計グループの重要な役割を担っている。工場棟建設は8年ぶり、今回で5棟目となる。

■新工場棟概要
所在地:北海道夕張市南清水沢4-107-6
事業内容:腕時計部品の製造
延床面積:702m2
投資金額:約4億円
建屋構造:鉄筋コンクリート平屋

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