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国交省/日本貨物航空に航空機整備について厳重注意

2016年10月05日/SCM・経営

国土交通省は10月5日、日本貨物航空に対し、不適切な整備が行われていたとして、厳重注意を行った。必要な再発防止策を検討の上報告するよう指示した。

日本貨物航空より、ボーイング式747-8F型JA18KZ号機について、不適切な整備作業を実施して運航していたと9月21日に航空局に報告があったことから、航空局が同社に対して詳細な調査を指示。

その結果、エンジンの空冷配管の取り付けボルトの整備に関して、複数の整備従事者が、作業の実施方法の決定、作業工程の管理、検査の実施など一連の整備作業の実施とこれに係る整備記録の作成について、国土交通大臣の認可を受けた業務規程及び整備規程によらないで行うとともに、航空法第19条第1項(同法第10条第4項の基準に適合すること)の確認の未実施と事実と異なる確認を度重ねていたことが明らかとなったもの。

航空局としては再発防止が確実に図られ安全運航のための体制が維持されるよう、引き続き厳格に指導監督を行っていく。

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