日野自動車は9月30日、国土交通省にプロフィアのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(クローズドベンチレーター)。
大型トラックのエンジンにおいて、クローズドベンチレータ(ブローバイガス還元装置)の構造が不適切なため、ベンチレータエレメントが定期交換時期より前に目詰りすることがある。
クランクケースの内圧が上昇しエンジンオイルが吸気系に流入し、白煙と出力不足となり、最悪の場合、意図せずエンジン回転の上昇や、エンジンオイル量が減少して、エンジンが破損し火災に至るおそれがある。
全車両、クローズドベンチレータを対策品と交換する。また、このエレメントの定期交換の重要性と確実な交換について注意喚起を行う。
リコール対象車の台数は計191台。不具合の件数は0件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001147146.pdf