文化シャッターは10月1日、工場や倉庫の開口部に設置する高速シートシャッター「エア・キーパー大間迅」を、屋内専用の「ビードタイプ」と屋内外兼用の「マジックタイプ」に商品体系を刷新した「新型エア・キーパー大間迅」を発売する。
新たに採用した開閉機構の共通化により、機種を従来の8機種から5機種に統合し、屋内設置専用の新型「ビードタイプ」と屋内外設置兼用の新型「マジックタイプ」に商品体系を刷新したことで、よりわかりやすい商品ラインアップとした。
駆動ドラム内蔵の新型開閉機の採用、新型電装ユニットの採用、シート巻き取り用バネの採用、により、従来品と比べて上部ボックス部の袖寸法を左右あわせて491㎜、ガイドレール部のレール寸法を同様に68㎜コンパクト化し、開口部を最大限に活用できる納まり性の向上を実現している。
本体シートが“パイプレス構造”、シートを強制駆動で降下させるためシート下端部のおもりが不要、停電等の非常時に脱出できるようシートをレールから外すための“取っ手”を標準装備、により安全性をより向上させている。
手元操作パネルをガイドレール部に設置して各種設定と調整を簡略化、制御盤をボックスに内蔵したことで配管配線が不要、海外など多様な電源環境に対応、により従来と比べて施工時間を約2時間短縮している。
参考価格(価格は製品代で消費税込。取付工事費および運搬費は別途)は、ビードタイプは136万7000円 (間口2m、高さ2.5m、不透明シートの場合)マジックタイプは248万円(間口4m、高さ4m、不透明シートの場合)で、販売目標は35億円(2016年度)としている。