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ダイドーリミテッド/中国の松江工場、操業停止

2016年09月23日/生産

ダイドーリミテッドは9月21日、中国の子会社である大同利美特(上海)の工場を操業停止した。

大同利美特(上海)では、製造工場を上海市松江区(松江工場)と安徽省馬鞍山市(馬鞍山工場)に設け衣料原料・製品の製造を行い、グループ内各社や取引先への製品の販売を行っていた。

2014年8月に松江工場の製造体制を再構築するため、衣料原料の製造部門を縮小し、衣料製品の縫製部門の主力ラインを馬鞍山工場へ移設し、同年9月には松江工場の土地使用権および建物等の譲渡を行い、固定費の圧縮を図っいた。

しかし、紡織事業の受注生産数量が確保できず固定費を吸収することが困難な状況となっており、グループ全体の収益基盤の再構築を図るため、営業赤字を計上していた松江工場の操業を停止を決めた。

衣料製品の縫製事業は、馬鞍山工場と上海市の松江輸出加工区にある大同利美特時装(上海)において継続する。

紡織事業は、自社工場における製造を停止するが、企画・開発力を高め、品質管理・製造技術を継承できるよう国内外の協力工場と連携し製造体制を構築する。

松江工場の操業停止に伴い、 松江工場の社員235名程度の削減を実施する。退職日は9月22日以降、退職者に特別退職金を支給する。

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