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米国/8月度のアジア主要10か国発のTEU実績1.9%増

2016年09月16日/調査・統計

Zepol(ゼポ)は9月13日付で、米国海上コンテナ輸入の8月実績をまとめた。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送月次トレンド比較>

8月のアジア主要10か国・地域発の TEU (B/L・母船積地ベース・実入り・FROB含まず) は、前年比では1.9%増の136.5万TEUとなった。

米国向け世界合計の8月はアジア発が1.9%増に対して欧州、南米、カナダなどが2桁増を示して全体では3.9%の増加となった。

アジア発の6割以上を占める1位の中国発は前月を9.9%上回ったものの前年比0.1%増の横ばいだった。1~8月累計では2.6%の増加だった。

2位韓国は中国発TS分が11.3%減で0.6%減の横ばいだったが、1~8月累計では4.4%増だった。

3位台湾は10.3%増となり1月~8月累計では5.6%増だった。4位香港は8月も8.2%減と4か月連続のマイナスで1~8月累計でも10.9%減だった。

5位シンガポールも5.3%減と5か月連続のマイナスで1~8月累計も9.7%減だった。6位ベトナムは26.6%増の2桁増で1~8月累計も36.2%増のだった。

8位インドは1.85%増、1~8月累計は4.3%増だった。9位タイは5か月連続プラスで28%増の2桁増、1~8月累計も22.7%増だった。10位マレーシアは22.6%増だったが、1~8月累計は5.9%減だった。

7位の日本発直航分は前月から14.2%増加し12.3%増となり、1~8月累計では1.9%増だった。
   
日本発韓国TS分は前月から横ばいで18%減だった。

日本発直航分に対する米国港の8月の動きは、ロスアンゼルス揚げが0.2%増だったのに対して、タコマ、サバンナ、ロングビーチ、オークランド、NY・NJ、チャールストンはいずれも2桁以上の増加だった。

ZepolJapan
南石正和

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