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アスクル/物流センターの新設等で営業利益半減

2016年09月15日/決算

アスクルが9月14日に発表した2017年5月期第1四半期決算によると、営業利益は12億1600万円(58.3%減)、経常利益11億7600万円(59.5%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、6億4500万円(65.2%減)となった。

営業利益は「ASKUL Logi PARK 福岡(2015年12月稼動)」、「ASKUL Logi PARK 横浜(2016年5月稼動)」の物流センターの新設により、減価償却費や地代家賃等の固定費が増加したことから、一時的に減少した。

一方、両物流センターともに立ち上げ当初から安定稼動しており、また、経営体質強化のために全社を挙げて進めている固定費削減活動である「KAIZEN活動プロジェクト」の成果も着実に現れていることから、第1四半期営業利益は当初計画を上回って進捗し、第2四半期以降は増益転換を計画している。

セグメント別では、ロジスティクス事業では売上高は11億円(2.7倍)、営業損失は1億1100万円(前年同期は営業損失2700万円)となった。

流通プラットフォームを環境面でより強化する目的で前年度に子会社化したエコ配が寄与し、売上高が増加した。ただし、エコ配は営業損失であることから、利益の改善のため全力をあげて事業構造改革に取り組んでいる。

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