ZMPは8月31日、物流や製造の現場で作業負荷軽減と作業効率改善を同時に実現する物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」の出荷を開始した。
CarriRo(キャリロ)は追従機能を活用することで、運搬の生産性を最大3倍まで引き上げることができる台車型ロボット。
倉庫や物流センター内のピッキング業務の効率化や、工場内の工程間搬送に利用することでベルトコンベアやAGV(無人搬送車)を代替することも可能。
作業負荷が大きく軽減されることにより、これまで重労働と見られていた運搬作業を女性や高齢者でも行うことが可能になるため、働き手の拡充、雇用の促進にも使用できる製品だ。
価格は3年リースで月額3万5000円(税抜、本体価格)となる。販売受付開始以来多数の注文と引き合いがあり、今後は生産次第順次出荷を進める。
なお、CarriRo(キャリロ)は、8月31日から9月2日にベルサール六本木で開催する、「ZMPフォーラム2016」で製品版のデモの実演を行うとともに、初期ロットの出荷先である物産ロジスティクスソリューションズによる講演も予定している。
■CarriRo(キャリロ)
http://www.zmp.co.jp/products/carriro