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凸版印刷/メタリック緩衝材を開発

2016年08月29日/IT・機器

凸版印刷は8月26日、緩衝・仕切り材「TPトレー」で業界で初めて、高級感を表現できるメタル紙を用いたプレス成型に成功、「メタリック TPトレー」として、贈答品や訪日外国人向け商品などの緩衝・仕切り材として2016年9月から販売を開始すると発表した。

<メタリック TPトレーのサンプル>
20160829toppan 500x183 - 凸版印刷/メタリック緩衝材を開発

凸版印刷が従来培ってきた金型成型技術や表面加工技術により、従来メタル紙のプレス成型時に発生しやすかった表面の変色やキズを軽減。高い美粧性を実現したことにより、店頭での商品訴求力向上にも貢献できる。

従来の段ボールや発泡スチロールなどと異なり、美粧性の高い意匠を実現。緩衝・仕切り材としての機能はもちろん、商品に高級感を演出する。

素材が段ボールや紙のため、リサイクルが可能。トレーはスタックできる形状のため、保管・輸送コストを削減できる。

また、資材が一体成型されており現場での組立作業が不要なため、作業負荷を軽減できる。

価格は、緩衝・固定用トレーB5サイズで約30円/個。

凸版印刷は今後この製品を拡販、2020年に関連受注を含め約5億円の売上を目指すとしている。

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