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キャセイパシフィック/受託手荷物許容量を10kg追加

2016年08月19日/国際

キャセイパシフィック航空とドラゴン航空は8月19日、受託手荷物許容量の増加や超過手荷物料金の引き下げなどを盛り込んだ、手荷物の取り扱いに関する新規定を導入した。

新しい重量制では、利用クラスを問わず全ての乗客の受託手荷物許容量が10kg追加となる。

マルコポーロクラブ会員にはシルバー、ゴールド、ダイヤモンドの各メンバーシップティアに応じて、それぞれ10kg、15kg、20kgの追加手荷物許容量が引き続き提供される。

航空業界全般の標準に習い、利用フライトの発着区間(ゾーン)に応じて定められる超過手荷物料金も改定する。新たな重量制に基づく超過手荷物料金は、最大で40%引き下げる。

就航都市の空港でのチェックインの効率化と乗客の待ち時間の短縮を図るために、新たな規定では個数を加味した重量制に基づいて受託手荷物許容量を定める。

ビジネスクラス、プレミアム・エコノミークラス、エコノミークラスの利用客は2個、ファーストクラスの利用客は3個までの手荷物をそれぞれの重量制限内で無料で預けることができる。

さらにマルコポーロクラブのゴールド会員、ダイヤモンド会員には利用クラスの許容量に加えて、さらに1個の追加許容量を提供する。

受託手荷物許容量の追加に加えて、香港ドラゴン航空では全ての利用クラスで最大5kgまでと定められている機内持ち込み手荷物の許容量を、キャセイパシフィック航空と同じく、エコノミークラスとプレミアム・エコノミークラスで7kg、ビジネスクラスで10kg、ファーストクラスで15kgと改定する。

新たな受託手荷物許容量は9月15日以降に発券または再発券された航空券より適用され、機内持ち込み手荷物許容量の改定は発券日に関わらず9月15日以降の旅行に適用となる。

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