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GLP八千代/満床に

2016年08月16日/生産

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は8月16日、千葉県八千代市の「GLP八千代」でビジネス・プロセス・アウトソーシングの物流業務と懸賞応募キャンペーン業務に携わる興伸と新規賃貸借契約を締結し、この契約によりGLP八千代が満床となったと発表した。

<GLP八千代の外観>
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契約を締結した興伸は、GLP八千代のセキュリティーの充実、BCP対策、環境配慮などを評価、竣工時から一部に入居済みで、新たな需要増による業務拡大に対応し増床を決定、合計で約9000m2の賃貸面積となった。

これに先立ち、Logistics Center Service、情報システムなどに携わる丸二倉庫と約2万3000m2、また靴とファッションの通販サイトを開発・運営するロコンドと約3万4000m2の賃貸借契約も締結した。

既存顧客の丸二倉庫はGLP八千代の隣地にある至近性、豊富な労働力確保が見込める立地、快適な労働環境の提供が決め手となった。

GLPにとって新規顧客となるロコンドは商品取扱高の伸長による今後の業務規模拡大を見越した拡張ニーズがGLP八千代の規模感と合致し、駅から徒歩圏という好立地、人員採用の優位性が評価され、入居を決定した。

GLP八千代は総延床面積7万1939m2の4階建て先進的物流施設で、首都圏を環状に結ぶ国道16号線内の工業団地の一角に位置し、京葉道路花輪ICから約10km、東関東自動車道千葉北ICから約11kmと、千葉県を中心としたエリア配送に加え、広域配送にも適した立地に所在している。

物流施設としては希少な最寄の東葉高速鉄道八千代緑が丘駅から徒歩圏内且つ周辺には戸建住宅地が広がり、人材確保の有効性の高い立地、千葉県内陸部では数少ない免震構造、バックアップ電源や井水利用設備などの最先端のBCP対応も特色となっている。

なお、GLP八千代は米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る、世界的にも広く普及している建物環境認証制度LEED (Leadership in Energy and Environmental Design)の最高ランクであるプラチナ認証を取得している。

GLPの帖佐義之社長は、「今回、これらの新規賃貸借契約により、GLP八千代が計画より前倒しで満床となったことを大変嬉しく思う。千葉県下でGLPは18棟の施設を運営し、現在4棟を開発中。稼働中物件はすべて高稼働となっている。好立地且つ高機能な施設・仕様を有する物流施設および物流業務の効率化への企業ニーズは継続すると見ている。GLPでは、物流施設の提供のみにとどまらず、ソフト面を含む高質なサービスを提供し、入居企業の物流オペレーションの一層の効率化をサポートしていく」と述べている。

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