LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





大阪府、ヤマト運輸/包括連携協定

2016年08月11日/SCM・経営

大阪府とヤマト運輸は8月10日、魅力ある地域社会の実現を目的として、府政のPRや地域活性化など7つの分野において公民一体となって取り組む「包括連携協定」を締結し、締結式を行った。

<ご当地宅急便BOX、ご当地送り状>
20160810yamato1 500x173 - 大阪府、ヤマト運輸/包括連携協定

包括連携協定による主な取り組みは、府政のPRとして、大阪府の地図や大阪府広報担当副知事「もずやん」がデザインされたご当地宅急便BOXを作成し、府内のヤマト運輸営業所258店で販売する。

また「もずやん」がデザインされたご当地送り状も作成し、ヤマト運輸の営業所や宅急便の受付窓口である取扱店、宿泊施設で使用することで、全国に向けて大阪府をPRする。

観光客の利便性向上のために、JR難波駅に直結し、手荷物の発送や一時預かりなどのサービスを行う「クロネコヤマトOCATセンター」に観光パンフレットの配布などの観光案内サービスの提供を行う。

大阪産のパンフレットをヤマト運輸営業所258店で掲示したり、府内の生産者や事業者の方が海外とのビジネスを積極的かつ安心して展開できるように輸出支援セミナーや海外バイヤーとの商談会を共同開催で行うなど、国内外への販路拡大を支援する。

宅急便・クロネコDM便の仕分け業務などの職場体験を通じて、障がい者の自立支援を目的とした雇用促進を府と連携して行う。また、女性や若者の職域が拡大するように雇用の環境整備に取り組む。

災害時における救援物資の輸送協力や、ヤマト運輸のセールスドライバーが道路の異常等を発見した際に、関係行政機関に報告し、早急に対応することで災害対策の向上に努め、ヤマト運輸の営業所を「こども110番の家」として活用するなど府民の安全・安心な暮らしの確保に努める。

府が開催するイベントや幼稚園・小学校などでヤマト運輸の社員が「こども交通安全教室」を実施することで、子どもたちに交通ルールや交通安全の知識を伝える活動を積極的に行う。

ヤマト運輸の施設見学(営業所や物流ターミナル)など、児童養護施設の子どもたちの職場体験の受入について府と連携して取り組む。

ヤマト運輸の社員が「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症に関する正しい知識の習得に努め、認知症の方やその家族を支援する。

リヤカー付電動アシスト自転車や台車、天然ガス自動車などを活用し、環境にやさしい集配やエコドライブを積極的に推進する。

<大阪府広報担当副知事「もずやん」、大阪府の松井一郎知事、ヤマト運輸の北村稔常務、ヤマト運輸キャラクター「クロネコ」>
20160810yamato2 500x348 - 大阪府、ヤマト運輸/包括連携協定

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース