西日本高速道路(NEXCO西日本)は8月5日、新名神有馬川橋工事で事故が発生したため、工事を一時中止していたが、施工計画の見直しを行い、工事の安全が確認できたことから工事を再開した。
新名神 高槻~神戸間41kmは、2016年度末開通を目標として事業を進めてきたが、技術検討委員会の中間とりまとめに基づき見直した有馬川橋工事の施工工程や、今後も全ての工事の各段階において継続的な安全点検を実施しつつ考えられる安全対策を確実に行うことを踏まえ、2017年度末を全線開通の新たな目標とした。
なお、高槻~川西間24kmは、直接的な事故の影響はないが、一部のトンネル工事において地すべりに対する安全対策などを行うために施工工程の見直しを行い、来年秋頃の部分開通を目指す。