日本政策投資銀行は8月2日、日水物流が保有する物流施設「大阪舞洲物流センター」に対して、DBJ Green Building認証を実施したと発表した。
認証では、冷蔵倉庫業界初の「One-Wayキャピタル工法」の導入により柱サイズの縮小および柱本数の削減を実現することで、パレット収容率を向上するなど空間を有効活用するとともに、広い荷捌きスペースと設備規模対比最多レベルの29バースを確保し、利便性を高めている点を評価。
また、全館LED照明を設置しているほか、地球温暖化対策として開発された自然冷媒を使った冷凍機を採用し、環境に配慮した施設運営を行っている点や防災対策として、免震構造の採用や非常用発電機の設置を行っており、防犯対策として、ドライバー顔認証セキュリティシステムを導入し、出入りを制限するなど、非常時を想定した対策を実施している点も評価した。
「国内トップクラスの卓越した『環境・社会への配慮』がなされたビル」として認証を付与した。
■概要
名称:大阪舞洲物流センター
所在地:大阪府大阪市此花区北港緑地一丁目
敷地面積:2万4726.95m2
延床面積:1万9128.73m2
竣工:2016年4月
構造:地上5階