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ANAHD/4~6月の国際線貨物売上高29.1%減の204億円

2016年08月03日/決算

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ANAホールディングスが8月3日に発表した2017年3月期第1四半期決算によると、貨物事業の国際線貨物は輸送重量が22万1368トン(前年同期比15.6%増)、売上高204億円(29.1%減)となった。

国際線の郵便輸送重量は7212トン(10.2%減)、売上高は12億円(23.8%減)だった。

国際線貨物は、日本発海外向けと海外発日本向けの貨物需要の伸びが限定的な中、アジア・中国発北米向けやアジア域内の三国間輸送貨物等を取り込んだ結果、輸送重量は前年同期を上回った。

しかし、円高基調の継続と中国発を中心とした需給環境の悪化に伴う単価の下落や、代理店向けの国際貨物販売手数料を廃止し、収入と費用を相殺したこと等の影響により、収入は前年同期を下回った。

貨物事業の国内線貨物は輸送重量が10万3427トン(1.3%減)、売上高71億円(1.5%減)となった。

国内線の郵便輸送重量は8602トン(3.0%減)、売上高は8億円(7.0%減)だった。

国内線貨物は、荷動きが堅調な宅配貨物を中心に取り込みをはかったが、北海道発の生鮮貨物の取り扱いが減少する等、航空貨物需要全体が低調に推移したことから、輸送重量・収入ともに前年同期を下回った。

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