協和発酵キリンは8月2日、群馬県高崎市の高崎工場でバイオ医薬原薬製造棟(HB6棟)を竣工したと発表した。
HB6棟は国内最大クラスの組み換え動物細胞の培養設備(1万2000L培養槽)を有したバイオ医薬品の原薬製造施設。
今後の抗体医薬品需要の増加、品目増加に対応するための生産能力増大を目的としたプラントであり、3極GMP(日本、米国、欧州の医薬品製造管理基準)に準拠して、グローバルに製品を供給する。
稼働開始は2016年、商業生産開始は2019年以降を予定している。
■概要
名称:HB6棟
規模:鉄骨造4階建て
延床面積:約4000m2
投資額:約71億円
用途:バイオ医薬品原薬の製造