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山九/4~6月の売上高6.7%増、営業利益41.4%増

2016年07月29日/決算

山九が7月29日に発表した2017年3月期第1四半期決算によると、売上高1254億7800万円(前年同期比6.7%増)、営業利益63億4100万円(41.4%増)、経常利益61億900万円(58.0%増)、当期利益41億2600万円(94.6%増)となった。

物流事業の売上高は625億9400万円(0.2%減)、営業利益は11億6100万円(19.2%増)となった。

国際物流では、国内外とも設備関連輸送作業と輸出入貨物の取扱量が低調に推移し、構内では国内製鉄所における一部高炉休止に伴う構内物流作業量の減少が影響し、物流事業全体では減収となった。

一方、港湾物流でのコンテナ取扱量が、前第3四半期より持続的な回復に転じ、第1四半期連結会計期間の取扱量も堅調に推移、これに伴う港頭倉庫作業の増加もあり、増収増益となった。

また、3PL事業も消費財を中心に取扱量が回復、前期開設した新規物流センターの収益が年度当初から寄与したことや中国国内における内陸輸送作業量の増加もあり、事業全体では増益となった。

売上高に占める物流事業の割合は49.9%だった。

通期は、売上高4940億円(0.9%増)、営業利益245億円(0.8%増)、経常利益243億円(17.4%増)、当期利益162億円(25.5%増)を見込んでいる。

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