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NSユナイテッド海運/4~6月の売上高17.3%減、当期損失1億円

2016年07月29日/決算

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NSユナイテッド海運が7月29日に発表した2017年3月期第1四半期決算によると、売上高297億8100万円(前年同期比17.3%減)、営業利益14億2100万円(26.0%減)、経常損失3億3300万円(前期は19億1300万円の経常利益)、当期損失1億1400万円(前期は16億4100万円の当期利益)となった。

外航海運事業では、ドライバルクは、年度初めに資源大手の鉄鉱石出荷が堅調に推移したことにより、ケープ型撤積船の輸送需要を押し上げた。

パナマックス型以下の中小型撤積船は、中国国内の石炭価格の反発や豪州産石炭の関税撤廃を受けて中国の石炭輸入量が急増し、同国における石炭需要の大幅な減少に歯止めが掛かったことに加え、大豆の収穫期を迎えた南米において船腹需要が増加したことにより市況の上昇が続いた。

内航海運事業は、国内需要の減少に伴い、電力関連貨物やLNGといった一部貨物を除き荷動きが伸び悩んだ。

通期は、売上高1200億円(12.5%減)、営業利益52億円(19.7%減)、経常利益26億円(36.0%減)、当期利益30億円(27.0%減)を見込んでいる。

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