イーソルは7月29日、倉庫や工場などの現場作業員に、パトランプとブザーにより温度異常を知らせる「パトランプ付き温度表示器」を開発したと発表した。
温度変化の激しい冷凍倉庫の荷捌き場などで、いち早く温度異常を現場作業員が把握し、迅速な対応が可能になる。
工場や倉庫、特に冷凍・冷蔵倉庫の荷捌き場は外気温の影響を受けやすいため、徹底した温度管理が求められる。
パトランプ付き温度表示器は、設定温度を超えた際にパトランプとブザーによって、現場作業員に素早く温度異常を知らせることができる。
フォークリフトなどが行き交う現場では、走行音などによりビープ音が聞こえづらいケースもあるが、パトランプが付いていることで、聴覚面に加えて視覚面からの通知を実現している。
作業現場での徹底した温度管理と温度異常が発生した際の迅速な対応が行える。
パトランプ付き温度表示器の温度センサのコードの長さは30メートルあり、本体と温度センサを離して設置することもできるため、任意の場所の温度測定が可能。パトランプ付き温度表示器は、amazon.co.jpからも購入できる。
■仕様
測定範囲:-9.9℃~99.9℃
確度:±1℃(0℃~40℃で)、左記以外は±2℃
サンプリング:1秒/回
動作環境条件:使用温度 -10℃~50℃、使用湿度 80%以下
電源:DC24V/2.5A(ACアダプタ使用時)
重量:2.5kg
問い合わせ
イーソル
ロジスティクスエンジニアリング事業部
TEL:03-5302-0670