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SBSHD/グループでBCP緊急時対応訓練

2016年07月29日/SCM・経営

SBSホールディングスは7月29日、大規模地震発生などに備えたBCP(事業継続計画)の一環として、グループ各社間の情報伝達や代替拠点の設営、全従業員参加による災害時特設サイトへのアクセスなど、緊急時対応訓練を7月27日に実施したと発表した。

<緊急時対応訓練の概要>
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訓練の内容は、同社内に設置した中央対策本部から鎌田代表が「緊急事態宣言」を発令、グループ各社や代替拠点との間で安否確認報告や情報交換などを行った。また、
シナリオにない「安否不明者がいる」との情報が本部に飛び込み、対応力を試す場面もあった。

一方、全従業員は、事前に配付された「緊急時の行動ハンドブック」の内容および本人情報や会社連絡先などの記入の再確認をした後、印刷されたQRコードなどから災害特設ページへアクセスする訓練を実施した。

グループは、今回の訓練で得られた課題や改善点をBCPと各種マニュアルなどへ反映させるとともに、今後も定期的に訓練を実施することで物流事業の継続性の向上と防災・減災に努めていく。

なお、グループは、首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの危機発生時の対応能力を強化し、その実効性を担保するためにBCPを策定している。

策定後も評価や従業員の役割の明確化などのために定期的な訓練と見直しが重要としている。

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