阪急阪神ホールディングスが7月28日に発表した2017年3月期第1四半期決算によると、国際輸送事業の売上高は176億5400万円(前年同期比13.9%減)、営業利益は2億1800万円(37.8%減)だった。
国際輸送事業は、海外法人において、東アジア・アセアンは海上輸出を中心に堅調に推移したが、米州・欧州は航空輸送に勢いが見られず弱含みで推移した。また、日本法人においても、物流需要の落込みにより航空輸送が伸び悩んだ。
今後の成長が見込まれるアセアン地域でさらなる事業拡大を図るため、シンガポールにおいて物流倉庫の建設を引き続き推進した。