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日立物流/4~6月、国際物流の悪化で売上高5.4%減

2016年07月28日/決算

日立物流が7月28日に発表した2017年3月期第1四半期決算によると、売上高1605億円(前年同期比5.4%減)、営業利益67億2300万円(9.2%増)、税引前利益62億6900万円(7.1%増)、当期利益32億8700万円(14.0%増)となった。

国内物流の売上高は997億9600万円(1.0%増)、営業利益50億2000万円(6.0%増)だった。

前年同期に生じた一過性物量増からの反動減等を含めた外部環境変化による取扱い物量の減少はあったものの、飲食関連の新規案件段階稼働や、前年度に立ち上げた案件(化粧品、スポーツ用品、流通小売、食品関連等)の本格稼働等による。

国際物流の売上高は561億1000万円(14.0%減)、営業利益15億5200万円(37.0%増)だった。

海外事業では、アジアでの一過性物量増からの反動減や、中国経済の影響を受けての取扱い物量減に加え、為替の影響を大きく受けたこと等により、減収となった。あわせて、国内発着フォワーディング事業における取扱い物量の減少等もあり、セグメント全体では前年同期に比べ14%減少した。

通期は、売上高6850億円(0.7%増)、営業利益280億円(1.1%減)、税引前利益295億円(9.6%増)、当期利益202億円(30.3%増)の見通し。

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