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日通/中国欧州間の鉄道輸送サービスに混載貨物を追加

2016年07月26日/生産

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日本通運は7月27日、中国の現地法人日通国際物流(中国)と欧州日本通運が、中国欧州間クロスボーダー鉄道輸送サービスに、混載輸送商品を追加し、販売を開始する。

<ルート図>
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<輸送スケジュール>
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<比較表>
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中国側は武漢、欧州側はドイツ・デュイスブルグを起点に、コンテナ1本に満たない複数の顧客の荷物を日通がまとめて鉄道で輸送、中国・欧州の各都市までは日通グループのトラック輸送網で責任を持って配送する。

少量の貨物を速く・安く送りたい顧客の要望に、複数の輸送モードを組み合わせた日通の総合力で応える。

中国、欧州の各現地法人がRail Waybillを発行し、発地から着地まで一貫して輸送責任を明確化することで、顧客に安心のサービスを提供する。

昨年11月に販売開始したコンテナ1本単位の貸切輸送サービスに加え、1本のコンテナに複数の顧客の荷物を積み合わせる「混載」サービスを追加し、「第3の輸送モード」としての位置付けを強化した。

輸送コストは、航空輸送の30~70%に圧縮(海上輸送の2.5倍程度)。リードタイムは、海上輸送の半分から5分の2程度に短縮。

運賃料金は、わかりやすく利用しやすいドア・ツー・ドアのパッケージ料金。

サービス専用の輸送経歴追跡サービスで、日々、最新の運送状況を顧客に配信し、欧州ではデュイスブルグ・中国は武漢・重慶にそれぞれ鉄道輸送専門のチームを設置、各種問い合わせや見積もりに個別に対応する。

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