三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)と順益貿易(SYC)は7月25日、台湾・台北市に輸入・卸売事業を手掛ける合弁会社「Daimler Trucks Asia Taiwan(DTAT)」を設立したと発表した。
DTATは2016年10月から業務開始予定。
DTATは小・中・大型トラックとバスのすべてのFUSO車両を一括して輸入・卸売事業を行う。複数の企業が同事業を行っていた従来の体制と比べて、業務の大幅な効率化を実現できる。
台湾でのFUSO車両の小売りは引き続き、裕益汽車(YYC)が40拠点ある販売・サービス網を通じて行う。さらに順益汽車(SYM)が持つ60拠点で顧客へのサービスを提供する。
FUSO製品の現地組み立てに関して、大型トラックと中型バスは引き続きMFTBCとSYCの合弁会社であるMFTB Taiwan、小・中型トラックも引き続き、中華汽車工業(CMC)が行う。