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国交省/2015年度の宅配便取扱個数3.6%増、メール便取扱冊数3.7%減

2016年07月22日/調査・統計

国土交通省は7月22日、2015年度の宅配便取扱個数とメール便取扱冊数を発表した。

<宅配便取扱個数の推移>
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宅配便取扱個数は37億4493万個で(うちトラック運送は、37億447万個、航空等利用運送は、4047万個)だった。

前年度と比較すると、1億3114万個(対前年度比3.6%増)となり、2年ぶりの対前年度比増となった(うちトラック運送は、1億3439万個(3.8%増)、航空等利用運送は、324万個(7.4%減)だった。

便名ごとのシェアをみると、トラック運送については、上位5便で全体の99.8%を占めており、さらに「宅急便」、「飛脚宅配便」、「ゆうパック」の上位3便で92.9%を占めている。

また、航空等利用運送は、「飛脚航空便」、「宅急便タイムサービス等」、「フクツー航空便」、「スーパーペリカン便」の4便で全体の38.9%を占めている。
 
2015年度の宅配便(トラック)取扱個数は、インターネットを利用した各種通信販売サービスの需要拡大や各社の営業努力による新規需要開拓などにより前年度を上回った事業者もいたことから、前年度の傾向とは異なり、全体の実績として増加となった。

2015年度のメール便取扱冊数は、52億6394万冊だった。前年度と比較すると、2億31万冊(3.7%減)減少した。

メール便のシェアは、「ゆうメール」と「クロネコDM便」の上位2便で、96.4%を占めている。

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