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商船三井/ウルグアイLNG FSRUプロジェクト 長期定期用船契約を締結

2016年07月22日/国際

商船三井は7月22日、子会社のLakler S.Aが、ウルグアイ・ガスサヤゴ社が主導する同国モンテビデオ港内のLNG受入プロジェクトに関し、同社との間でFSRU1隻の長期定期用船契約の内容に合意し、7月20日にモンテビデオで調印式が執り行われた。

<調印式の様子>
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<建造中のFSRU>
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契約は大統領承認を経て発効する。

プロジェクトに投入されるFSRUは世界最大のLNG貯蔵容量(26万3000立方m)を備え、ウルグアイ、近隣国へのガス供給業務に従事する予定。

現在、韓国・大宇造船海洋で建造中で、竣工後ウルグアイに回航され、2018年前半から20年間の用船を予定している。

ガス送出能力に加えてLNG再出荷能力を備えており、近隣地域へのLNG再輸出やLNG燃料供給業務も可能な仕様となっている。

商船三井グループはプロジェクトを足掛かりに今後LNG需要の成長が見込まれる中南米地域におけるLNG二次輸送事業・LNG燃料供給事業にも積極的に取り組んでいく。

FSRUは、従来の陸上受入基地に比べ低コスト、かつ短期間に受入体制を整える有力なソリューションとして2005年に実用化されて以降、世界各地で導入計画が進んでいる。

商船三井グループは、30年以上に及ぶLNG船事業を通じて培った荷役、運航、保船のノウハウと実績をもとに、今後も拡大が見込まれるFSRU事業への取り組みを継続していくる。

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