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CRE/埼玉県久喜市に1.2万m2の物流施設着工

2016年07月04日/物流施設

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シーアールイー(CRE)は7月1日、埼玉県久喜市にBTS型物流施設の「ロジスクエア久喜II」を着工した。

<ロジスクエア久喜II完成イメージ>
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ロジスクエア久喜IIは、テナント企業が既に確定しており、専用センターとして、2017年2月下旬の竣工を目指し、建設を進める。

ロジスクエア久喜IIの開発地は東北自動車道久喜ICより約4.8km、加須ICより約5.8km、主要幹線道路である埼玉県道3号さいたま栗橋線沿いに位置しており、いずれのインターチェンジからも10分以内でのアクセスが可能な好立地。

今後予定されている圏央道の更なる延伸により、東北自動車道を基軸とした広域ネットワークの形成が期待され、次世代を睨んだ国内物流の戦略的拠点として高いポテンシャルを有している。

開発地は市街化調整区域内に立地しているが、賃貸用物流施設の開発が可能であり、倉庫業法に基づく営業倉庫登録も可能。

ロジスクエア久喜IIはJR 東北本線東鷲宮駅より約1.5km、東武伊勢崎線鷲宮駅より約2.1km に位置している。

施設計画では、9846.41m2の敷地に地上2階建て、計画延べ面積1万1931.31m2の物流施設として開発する予定で、2017年2月下旬の竣工を予定。

施設のマスタープランは、ワンフロアが約5742m2の2階建ての計画としている。

場内出入口は入口専用、出口専用の計2か所のゲートを設け、敷地内車両動線をワンウェイにすることにより、トラック車両の輻輳による渋滞や接触事故の防止に配慮している。

倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は1.5t/m2、有効高さは1階・2階共に5.5m以上、照度は300ルクスを確保し、保管効率の向上に寄与する計画。

また、階層を2階建てに抑える事で、取り扱う製商品の上下搬送に起因した時間的なロスの極小化に配慮し、スピーディーな入出荷オペレーションの実現を可能とした汎用性の高い施設を計画している。

施設計画は、テナント企業の要望を取り入れ、かつ、CREの基本スペックも満足し得る計画としている。

環境対応では、入居テナント企業のBCP対応へのサポートは勿論のこと、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の導入等によりCASBEE 埼玉県のAランク認証とBELS評価の取得を予定しており、第三者機関による認証を取得することにより環境や省エネルギーに配慮した施設であることを明示する。

■開発プロジェクト概要
施設名称:ロジスクエア久喜II
所在地:埼玉県久喜市八甫
敷地面積:9846.41m2
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
建物構造:鉄骨造 地上2階建て
延ベ面積:1万1931.31m2(予定)
着工:2016年7月1日
竣工:2017年2月下旬(予定)

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