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川崎重工/C-2輸送機の量産初号機を防衛省に納入

2016年06月30日/IT・機器

川崎重工業は6月30日、岐阜工場で航空自衛隊向けC-2輸送機の量産初号機を防衛省に納入したと発表した。

<C-2輸送機>
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C-2輸送機は、航空自衛隊のC-1輸送機の後継機として、防衛省が2001年度より開発を進めてきた航空機。

機体の大型化により、貨物搭載量を大幅に増加させたほか、低高度飛行での操縦性を高める新規開発の飛行管理システムや、機内貨物の積み降ろしの集中管理によって省力化を可能とした搭載しゃ下システムを採用することで、操縦士や乗員の負荷を低減している。

また、米国ゼネラル・エレクトリック社製のエンジンを搭載し、C-1輸送機を大幅に上回る速度、航続距離等を実現している。

なお、省力化搭載しゃ下システムとは、機内の貨物の積みおろしを集中管理するなどして、省力化を可能とし、現在2名必要な搭載しゃ下が1名で可能になる。

■主要諸元
全長:43.9m
全幅:44.4m
全高:14.2m
最大離陸重量:141ton
エンジン:CF6-80C2K1F

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