日通NECロジスティクスは6月23日、東京都府中市にある「包装試験センター」の試験設備を強化拡充し、7月から稼働開始すると発表した。
体制強化に伴い、製品評価試験受託を3年後には現状の2倍まで拡大することを目指す。
拡充した内容は、ISTA(国際安全輸送協会)対応領域の拡大を挙げている。傾斜衝撃試験機等の設備を整備し、ISTA試験の対応領域を拡大し体制を整え、集合包装のISTA試験も可能となった。
また、UN危険物包装領域を拡大し、吸水度試験、落下試験床面等の設備を整備し、危険物包装に関する試験もワンストップで対応可能な体制を整え、リチウム電池等の危険物包装試験が可能となった。