日本郵船は6月24日、所有船が3隻が日本水先人会連合会が選定した「ベストクオリティーシップ2015」を受賞したと発表した。
選定に際しては、安全措置の確実な実施、船橋乗組員のBRMに関する十分な訓練、船内での指揮命令系統の完全な維持、安全運航への乗組員の高い意識、水先人への万全な協力体制などが総合的に評価され、受賞につながった。
この賞は、船舶の安全航行のみならず港湾や海洋環境の保護に関する意識高揚に資するため、2003年度に創設。2015年度は全国の水先区で9~10月に水先人が乗船した船舶の中から特に優秀な船舶として計7隻の受賞が決定した。
3隻は、グループが船舶管理を行う自動車専用船「ANTARES LEADER」(NYKシップマネジメント社 船舶管理)、大型ばら積み船「HISUI HORIZON」(八馬汽船 船舶管理)とLNG(液化天然ガス)船「LNG DREAM」(NYK LNG Shipmanagement (UK) 船舶管理)。